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英国の308GTBファイバーグラス

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英国から魅力的な308GTBのオファーがきた。1975年の9月に英国のディーラーをとおし、マラネロに発注されたこのファイバーモデルのGTBは1976年8月にイギリスのオーナーの元へ届く。
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その後、1987年に再塗装を施され、1995年にはエンジンのオーバーホールを実施。現在の走行距離は37514マイル、60,022km。
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ホィールだけは16インチのものに交換されているが他はオリジナルコンディションだ。
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マフラーは当時のオリジナルではないがOEMのシングルパイプのものが装着される。もちろんテールレンズもファイバーグラス専用のもの。
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ミラーはVialoni の打刻のあるオリジナルがつく。
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フロアマットも作り直しているものが多いがこの車は当時のオリジナル。
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センターコンソールのスイッチのパネルも1976年のもの。
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シートや
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内張りは美しくレストアされている。おそらくオリジナルのレザーに再塗装を施したと思われる。
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もちろんステアリングもオリジナル。センターにつくホーンボタンもシルバーのリングのつくものが装着される。
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フロントのスペアタイアが収納されるカバーと
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リアのトランクルームのカバーもシボのあるオリジナルがつく。
気になる価格は日本に輸入し、予備検を取得し、3500万円。
新車の488を購入されるか迷っている方には是非、ご検討いただきたい1台だ。

  by cavallino-cars | 2016-08-26 18:02 | Comments(2)

機械はやはり熱には弱い

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先週、gt4のオーナーからセルが回らないという連絡があった。
キャリアカーを手配してバッテリーをジャンプして始動したのでバッテリーの寿命かとおもったが、実はセルモーターが原因。助手席とエンジンの間に取り付けられており、かなり熱をもつ場所にある。オーナーの話によるとセルが回らなかったとのこと。
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こちらは取り外したセルモーター。見るからにオーバーホールの時期だったのでしょう。電気屋さんに送って直してもらいました。1週間ほどかかりましたが無事に取り付け修理完了。
この時期に乗ってトラブルが早めにでて、その意味ではよかったかもしれません。
今日の夕方、横浜から会社まで自走で運びました。
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初期型のgt4で、クーラーの噴出し口がダッシュにしかないタイプですが、エアコンをつけて走れば、油温は100度を少し超えますが、水温は90度で安定し、快適そのものです。
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しかしこの暑さがおさまるまではガレージにしまっておくのが賢明でしょう。
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エンジンが調子がいいと、40年前の車ということを忘れて、ついつい乗ってしまいますが私は秋まではガレージにしまっておきます。
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9月になったら久しぶりに308をガレージから出そうと思う。

  by cavallino-cars | 2016-08-23 22:26 | Comments(2)

GTB turboの点検事項2

今回車検で入庫したGTBターボはCOチェックバルブの配管の腐食によるパイプの断裂の他、ステアリングギヤボックスの左右のブーツの右側が破れ、グリスが漏れていた。
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こちらが交換前のもの。こんな小さな亀裂でも猛暑のせいもあるのかもしれないがかなりのグリスが飛び散っていた。
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こちらは交換後の写真。時期的に左のブーツも劣化がすすんでいるはずで、近いうちに必ず破れる可能性があるため
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反対側のブーツも交換。
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ブーツ交換時に行えば工賃が半値以下になるのでついでに左右のボールジョイントも交換しました。サーキット走行を年に数回楽しまれるオーナーもこれでしばらくは安心です。

  by cavallino-cars | 2016-08-15 19:24 | Comments(0)

ショックとブッシュ交換

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76年のファイバーグラスの納車に際してオーナーに足がバタバタする感じがあるのでショックとブッシュを交換してはと提案したところ、快諾していただいた。経験上、交換後はカートをドライブしているようになるのがわかっている。
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前後のアッパーアームとロアアームのブッシュ、4本のショックとそのブッシュそれに前後のスタビのブッシュも含めて新しくした。さすがにスプリングは大丈夫そうなので今回はそのまま再使用することに。
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交換前は油圧のショックがもう機能していないようで路面の段差でゴトゴトという音がコックピットにも侵入し、クラシックカーならではのやれた感じがしていた。
交換後、アライメントをとりなおし、試乗してみると、別の車のように高速でも足回りがしなやかになったのがわかる。
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コーナリング中の挙動もよりレーシングカーのようにかっちりし、アクセルの微妙なコントロールで車をコントロールすることもよりイージーになった。猛暑の中の納車になってしまうが、交換前に試乗された新たなオーナーにそのドライブフィールの違いをお聞きするのが今から楽しみでならない。それほど劇的によくなっている。
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100万円ほどの出費を高いと考えるかどうかは個人差があるだろうが、一度交換後の新車のような足回りを経験してしまうと誰もが交換したくなることは間違いないほどその差は歴然だ。
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それにしても308の素晴らしさには乗るたびに魅了される。
自分だけの1台としてどの車を選ぶがと聞かれたら間違いなく私はFerrari 308 をチョイスするだろう。

  by cavallino-cars | 2016-08-13 14:09 | Comments(0)

GTBturbo の点検事項

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今まで10台以上のGTBturbo を輸入してきて何台かパワーがダウンした車があった。
原因はデストリビューターキャップの不良やイグニッションコイルなど色々ある。
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最も多いのはCO濃度テスト用のマニホールドにつけられたチューブの腐食による排気漏れ。これは経年劣化で必ずそのうち発生すると思われるので点検時や納車前には必ず確認している。
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細い管の穴をふさいだと思われるセメントのあとが見られる。今回1年点検で入庫した固体も7番の細いチューブが折れていた。上の写真はそれをレンチではずしているところ。
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折れたチューブを取り外したもの。
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外した穴に取り付けるネジ。上の写真はこのネジを取り付けた写真です。
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修理前と修理後とではブーストがかかった時のパワーがかなり違うはずです。オーナーは年に一度は確認することをお勧めします。

  by cavallino-cars | 2016-08-12 00:54 | Comments(0)

italia から東京へ

今年の5月にイタリアから譲り受けた2台の1オーナーのV8Ferrari が先週末、東京港に到着。
本日無事、通関がきれた。
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1台はトリノから南に1時間ほどのCuneo からのDino208gt4。
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そしてもう1台はファエンツアからの89yのGTBturboだ 。
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午前9時半に埠頭に着くと、すでに2台はコンテナからだされていた。
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まずはDino208gt4のバッテリーのキルスイッチをオンにしてエンジンをかける。8秒ほどセルをまわし続ける。バッバッという初爆の音が1秒ほどし、その後、エンジンが勢いよく始動した。2,3度レーシングすると軽く、そして勢いよく、2リッターV8エンジンは回転し始める。イタリアで試乗した時と同じあの軽い吹けあがり。
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ベルト類の交換を長期間していないこの固体は今回は積載車で工場に向かうことに。
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次にもう1台のGTBターボを始動する。スペアタイア前方にあるバッテリーのコネクターを接続し、キーを回すとあっけないほど簡単に乾いたエキゾーストノートを港に響かせる。
いつ聞いてもF40に似たエキゾーストノートには胸が高鳴る。
昨年12月にミラノのディーラーにてタイミングベルト交換をすませているこの車は自走で工場に入庫することにした。
お台場から高速に入り、アクセルを踏み込む。エンジンは今まで輸入したGTBターボの中でももっとも軽く吹けあがる気がする。
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何度味わってもこのGTBターボの加速感は強烈で、ついついアクセルを床いっぱいまで踏んでしまう。それにあのF40のようなサウンドが加わるのだからたまらない。
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1年点検をするため横浜の二コルコンペティツォーネに無事到着。
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この光景だけみるとマラネロのクラシケのようです。現在弊社の車は3台入庫中。いずれもクラシックばかりです。458や488もいいですが、やはりモダンフェラーリとは一線を画す美しさがあります。
すでにブラウンのDino208gt4 は仮契約済み。N様、整備を終えて、リアのイタリアのナンバーの穴埋めが終わり次第、ご連絡しますので楽しみにお待ち下さい。
秋にはこの2台が日本の道を走ることになる。

  by cavallino-cars | 2016-08-10 16:50 | Comments(3)

che caldo!! なんて暑いんだ!

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今日は快晴。横浜の二コルから1年点検を終えたDino208gt4 を会社まで乗って帰ってきた。外気温は35度。
会社に到着する頃にはシャツの背中は汗でビショビショになっていまうことを覚悟して、出発。
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エアコンは設定温度も風量もマックスで第三京浜を東京に。
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途中渋滞にまきこまれたが、水温は90度プラス、
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油温は95度で、ともに安定。3リッターの大排気量?の308gt4だったら水温はもっと上がっていたかもしれない。
2個ある電動ファンのうち、1つが音が出始めていたので、交換したのも良かったのだろう。
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エアコンが意外と効き、快適そのもの。背中もドライのまま会社に到着。
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到着後はエンジンフードを開けて、クールダウンさせます。エンジンルーム内の熱は非常に高く、エンジンにはかなりの負担がかかるはず。走行後や休憩時には日陰でエンジンフードを開けることにしています。
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ダッシュにしか噴出し口がない初期モデルに比べ、この中期モデルはエアコンの噴出し口が下の部分にもつくのでエアコンの効きは格段に良くなっている。現代の車ほどではないですが、十分快適なドライブでした。
246だったら今頃はシャワーを浴びなければならなかったはず。
この時期はエアコンは欠かせません。

  by cavallino-cars | 2016-08-04 15:23 | Comments(0)

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