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venchi

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ミラノのLinate 空港の税関をすぎ、ゲートに向かう途中にVenchi のお店を発見。チョコレートで有名なイタリアのお店。リナーテに新しく出店していた。手前左はジェラートのコーナー。ヨーグルトやラテ、ピスタチオやフラゴーラ(イチゴ)すべてbuonissimo!
ジェラートコーナーはイタリア人もご覧のように人気で買う人がとだえません。
ちなみにチョコレートはキュービック型のピスタチオとへーゼルナッツがお勧めです。リナーテへ行かれたらよってみてはいかがですか?


  by cavallino-cars | 2016-06-29 18:10 | Comments(0)

dark blue の308gt4

トスカーナから一路ミラノに。大手フェラーリディーラーのRosso Corsaに向かう。
到着するとメンテナンスガレージには5台ものラフェラーリがあるほど。ミラノではおそらく最も大きなディーラーにちがいない。
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ショールーム裏の2階に275やF1 など1億円を超える車の中にそのgt4があった。
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外装の紺とインテリアのタンのコンビネーションは非常に美しい。

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しかしフロントのフォグライトはオリジナルのカレロがつくが残念なことに割れている。
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リヤトランクに本来つくストッパーはなく、
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ストラットでフードを固定するように改造されており、
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フロントフード左フェンダーにはおそらく何かをはさんだであろう傷がある。
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フロントのスペアタイヤセクションのプラスティックが割れているのも気になる。
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フロント左のシグナルレンズも割れているのがわかりますか?レストアすれば美しいgt4に仕上がるだろうが、前のオーナーがどのように扱ってきたかを考えるとどうしても買う気になれないのだ。クラシックフェラーリを所有する楽しさのひとつは数十年も大切にされてきたオリジナリティーの高い1台を出来るだけマラネロから出てきたままの状態で引き継ぐことだ。出来ることなら前のオーナーもそうあって欲しい。自分がガレージに入れるなら大切にされてきた1台を選ぶ。私がオリジナルにこだわる理由はここにある。価格も決して安くはないので購入することなくロンドン行きの便に乗るためリナーテ空港に向かった。

  by cavallino-cars | 2016-06-29 18:00 | Comments(0)

シルバーのDino208gt4

英国でのgt4を見た翌日、朝6時45分発のアリタリア航空の便でミラノに向かう。2時間のフライトだが到着は時差があるため9時45分。空港のHertz から、そのままトスカーナへ。
75年製のDino208gt4 を見に行くためだ。
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外装はシルバー。ホィールは初期型のキャップ型ですべてのセンターにはプラスティックのDino のエンブレムがつく。

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ステアリングホィールセンターのホーンボタンはこれが当時のオリジナル。多くの208gt4は跳ね馬のものに交換されており、今ではこのオリジナルが貴重なのです。

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メッキ類は傷などのない美しい状態を保ち、フロントウインドウは交換した形跡がなく、当時のオリジナルがつく。
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ホィールにはDinoとCROMODORAの刻印のつくオリジナルで4本とも実によいコンディションだ。
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内装は真紅のカーペットにビニールレザーのダッシュに左右のドアパネル。シートは座面がすべてモケットのオリジナルなのもこの車の特筆すべき点だ。ブレーキペダルとクラッチペダルのラバーのカバーは欠損しているが、これはすでに弊社に在庫があるので心配ない。
このようなすべてがオリジナルの内装であることが大変貴重で多くのものは張り替えられていたり、破れていたりするものがほとんどなのだ。
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上の写真はエンジンフードとトランクフードのオープナー。gt4のオーナーの方はご存知だろうが、プラスティックの外枠が欠損しているものが多いなかこのような状態のものはそれだけで貴重。私も新品はもちろん、中古でも状態のよいものがあれば購入することにしている。
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エキゾーストはもちろんシングルパイプのオリジナルでメッシュのカバーも備える。
その乾いたサウンドは独特で2リッターV8engine をトップエンドまで回したく衝動にかられる。1速から5速までアップシフトはもちろん、ダウンシフトも吸い込まれるようにはいる。
アクセルオフでノーズがインに入る当時のミッドシップフェラーリのドライビングスタイルはこの208でも健在でコーナーの脱出角度はアクセルコントロールで決めるのだ。
一度この楽しさを味わってしまうとワインディングが楽しくなることこの上ない。
試乗を終えてキーを返す時には購入することを決めていた。
8時前には英国に戻る飛行機に乗らなければならないため、最後の1台のgt4を見るためにミラノに向かう。


  by cavallino-cars | 2016-06-28 00:12 | Comments(1)

chassis # 14208

Lomdon から車でおおよそ2時間のGloucestershireに目的のgt4を見に向かう。

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朝7時半にホテルをでた時は雨がひどく、試乗は無理かと思ったが、雨はロンドンから1時間ぐらいであがり、Gloucestershire に到着した時はすっかり路面も乾いていた。
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雨の多い英国の車を購入する際もっとも気をつけなければならないのは錆。
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ドアの下やルーフ、フェンダーなど気泡が出ている場合、塗装を剥くと鉄板が穴があくほどぼろぼろに腐食している場合があるからだ。
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しかし、ひと目見てその心配はないことがわかる。
1年前にすべて塗装を剥離して、腐っているところは切り取り、新しい鉄板を溶接して入念に再塗装をしたという。
フロントウインドウは傷ひとつない新品に交換され、
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おそらくフロントの左右のCARELLO のフォグライトや
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テールライトもその時に新しいものに交換されたと思われる。内装はフロントのウインドウ側に近いダッシュ部分のみが新しい生地で張りかえられてはいるが、違和感はなく、
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その他はシートはもちろんカーペットにいたるまですべてオリジナル。
再塗装をする前は濃いブルーだったが、オーナーの希望でオリジナルのAzzuro metallic に塗り替えられた。レストアの仕方も徹底しており、
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マフラーのエンドパイプのANSA のステッカーや赤いラインからもオーナーのこの車へのこだわりと愛情が感じられる。

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これは275とミウラにはさまれてこのgt4がリフトアップされたなんともゴージャスなショット。手前はBB、そして奥は275がリフトアップされている。
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トランクルームの生地も麻のような当時の新車時のものがつく。
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オプションの7.5Jのホィールも再塗総されており、そのコンディションの良さは素晴らしい。
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新車時にオーナーに渡されるブックレットやマニュアル、保証書も揃う。
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フロントのスペアタイアセクションのプラスティックのカバーはヒビ割れなどもなく、薄いタイプのエマージェンシー用のタイヤが納まる。もちろん工具も当時のものが揃う。
キャブはトップエンドまで回すと多少パンパンとバックファイアの音が気になったが、キャブの調整をすれば簡単に解決するだろう。写真からもそのコンディションの良さが伝わるか不安だが、自分だけの1台としてガレージに納めるに十分魅力的な1台だ。
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現在オーナーとコンタクトをとり、返事待ちの状態だ。運がよければ8月にはこの車を載せた船が東京湾に接岸されるはずだ。

  by cavallino-cars | 2016-06-27 22:47 | Comments(0)

英国のDino308gt4

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久しぶりに英国からコンディションのよさそうなDino308gt4のオファーをいただいた。
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薄いブルーメタリックにビニールレザーとモケットのコンビの内装。
3年前にはタイミングベルトも交換済み。2年半前には塗装をすべて剥離し、塗りなおしている。内装はすべてオリジナル。最後のオーナーは19年間このgt4を所有していた。いかに大切にされてきたかは過去38年間のメンテナンス記録をすべてとってあることからも伺える。
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78年モデルのこの車の走行距離は68700マイル。
これから航空券を予約して久しぶりの英国です。


  by cavallino-cars | 2016-06-19 20:36 | Comments(0)

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italia から無事に76y Dino208gt4 と89y Ferrari GTBturboの2台のフェラーリが英国の保税倉庫に運ばれた。これは保税倉庫でのショット。
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これからこの2台を私が日本に輸出することを約定した書類にサインしてから船積みされる。ヨーロッパでは輸出したことにしてナンバーをきり、税金を払わない人が増えたらしくここ数年このような書類を提出しなければならなくなった。今週中には積載される船が決まるだろう。今年の夏も楽しみだ。

  by cavallino-cars | 2016-06-16 12:32 | Comments(0)

Gilles Villeneuveの愛した308GTS

ジルビルヌーブが運転している308の姿が写っている動画があるでご紹介します。当時のF1は実に美しい。彼のドライビングはこのフィルムからもわかるようにエキサイティングそのもの。モナコのカジノをF1でスライドさせながら走り抜ける姿は誰もが憧れる。スポーツカーである308もこのようにドライブしていたに違いない。Ferrari が最も輝いていた時代だった。

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今でもGTSのコックピットに座るたびにビルヌーブを想う。

  by cavallino-cars | 2016-06-13 14:18 | Comments(0)

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昨日イタリアから2台のフェラーリのオーナーからトラックへの積み込みが完了したとの連絡があった。
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1台はクネオのgt4、
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もう1台はファエンツアのGTBターボ。すでに208gt4は先週、日本での新たなオーナーにご予約済み。
出張先のパリで偶然に見たgt4の美しさに魅せられて、帰国されてすぐにネットでご覧頂き、ご契約いただいた。76年製のDino208gt4 と89年製のGTBターボはそれぞれ40年と27年がラインオフされてから経過している。同じコンディションのものはない。
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それぞれ世界でたった1台だけの自分だけのフェラーリになるはず。
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イタリアからやって来るこの2台のクラシックフェラーリはどちらも運転する悦びにあふれている。スタイリング、エンジンレスポンス、サウンドなど、スポーツカーの素晴らしさをもつこの2台のフェラーリはコックピットに座るだけでわくわくする。入港予定は7月末。



  by cavallino-cars | 2016-06-10 10:45 | Comments(0)

488GTB

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昨日フェラーリの新型ターボ488GTBで首都高に向かう。コックピットに座った印象は458とほとんど変わらない。
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メーターパネル左下のturbo のボタンを押すとタコメーター左の画面にブースト計が表示され、この車がターボであることがわかる。
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一般道の印象は旧モデルとの違いはそのエキゾーストノートくらいだ。入谷のランプでアクセルを床まで踏み込むとその印象は一変。
足元の血液が太ももの辺りまで一気に上がってくるのがわかるほどの急激な凄まじい加速は458にはない。ターボが効き始めるとブラックホールにワープするような80年代のターボカーの加速ではなく、ノーマルアスピレーションのようなその加速感はほとんどターボラグを感じさせない。
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ボディのエアロダイナミクスの効果はサーキットでないと判断できないだろう。
フル加速をしている間はメーターパネルを見る余裕はまったくないほどで一体何バールかかっているかは不明。前の道路や前方、左右に走る車をみないと危険きわまりない。この感覚はかつて試乗したマクラーレンに似ている。唯一不満があったのはブレーキ。
カーボンブレーキを採用した488はマクラーレンから比べるとその制動力は劣っている。
一度だけ試したフル制動ではABSはドライバーに感じさせないほどの効きをみせはしたが、その効きは甘く、670馬力のエンジンの車にしては少々不安が残った。レースではローターが真っ赤になるほど暖めないと本来の制動力は発揮しないが、一般車でそこまでブレーキを暖めて運転するのは実質不可能に近い。単にブレーキシステムの不具合かもしれないので次回機会があればもう一度、乗ってご報告したい。
偶然体験したことだが、488にはフルブレーキング時にハザードランプが自動点灯して後続車両に危険を知らせる機能を備えている。
それにしてもここまで速くなったスーパースポーツをどれだけの人が乗りこなすのだろう。数年間レースを経験した私でも、もてあますほどの670馬力ものパワーを一般のドライバーが運転することを考えるとかなりの緊張とテクニックを強いられる。
89年に初めて乗ったF40の強烈な加速は今でも憶えているが、488に比べわずか478馬力にすぎない。
約200馬力もハイパワーの670馬力を制御するドライバーは様々なデバイスコントロールを装備するとはいえ、一般道でスポーツドライビングを楽しむのはかなりリスキーな気がしてしまう。
アクセルでノーズの向きを変え、車をコントロールする楽しさはモダンフェラーリではもはや一般道はもちろん高速道でも不可能に近い。
オプションをつけ、登録費用を含むと4000万円近いこのスーパースポーツはスポーツカーの本来の楽しさを享受できないほど進化している。F40 のあの乾いたサウンドやアクセルでノーズをコントロールしたり、注意深くアクセルを開けるあの感覚に私はスポーツカーとしての醍醐味を覚える。
コンピューターにより、すべてコントロールしないと危険なほどのパワーをもつ、(おそらく70年代のラウダやレガツォーニの乗ったF1と変わらないだろう)488はレース経験のないほとんどのオーナーにとってその能力の7割ほどしか引き出せないに違いない。
この車こそサーキットに持ち込んで思いっきり楽しみたい1台だと思う。そうでなければこのマシンをもつ意味がないと思えるほどそのポテンシャルは高い。初めて運転する方はハイパワーにしては少し効きのあまいブレーキを考慮してブレーキングマージンをしっかりとることをお勧めします。


  by cavallino-cars | 2016-06-02 11:32 | Comments(0)

car magazine 6月号

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Car magazine の6月号にGTBターボの試乗レポートが掲載された。


試乗車は弊社の87年モデル。表紙がアルピーヌなのが残念だが、おそらく世界で初めてのインプレッションだろ

レポーターは西川淳氏。以下は紙面のインプレッションを掲載する。
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首都高にのり、2速で踏み込む。4000rpmを超えたあたりでそれはやってきた。
ふわっと一瞬、下半身が持ち上がったかのように思ったのもつかの間、今度は後輪が腰をめいっぱいの力で押し出し、弾けるように加速する。車体の軽さを実感できるという点で、ノーマルの328系とはまるで違う加速フィールだ。ターボカーに独特のスリリングさで、心臓がおおいに脈をうつ。
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スィートスポットはわずか2000rpmの間だが、そこをキープしている限り、車体はドライバーの右足に忠実な動きをみせ続け、両手、両足に密着するような一体感を味合わせてくれる。328系とはまるで別種のドライビングファンであり、288GTOやF40のテイストを想像させるに十分な走りだった。1980年代のベスト3はひょっとして3台のターボカーだったのかもとさえ思うに至る。少なくとも328系最良の選択であることは間違いない。
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西川氏の記事は試乗記をこのように締めくくっている。私の個人的な見解ではF40にはかなわないが、288GTO よりもGTBターボの方が足回りはリファインされ、よりエキサイティングな車になった印象がある。
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すでにこの試乗車は新たなオーナーの元にある。そのオーナーは88年のポルシェ930ターボもお持ちで、乗り比べた印象はGTBターボはスポーツカーそのものの足回りとその強烈な加速でまるでカートに乗ってるようなドライブフィールとのこと。ポルシェに乗り換えるとまるで常用車のようだとおっしゃていた。今乗ってもこのターボは新鮮で実に楽しいとご連絡いただいた。
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フェラーリの最新のターボモデルの488と比べると当時のGTB turbo とはまったく違う加速フィールでF40 に代表される80年代のターボカーを運転した経験のある人にはターボというよりはターボラグのないスーパーチャージャーのようなスムーズな加速をする。
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誤解のないように言っておくが、その加速は足元の血液が太もも辺りまでいっきに上がってくるのがわかるような凄まじさだ。しかし、3500回転からブラックホールに吸い込まれるような加速をするGTBターボのターボらしい加速は当時のF1のターボ全盛時代を思わせる。
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アクセル全開で楽しめるスポーツカーとしてはすべてが電子制御でコントロールされている488とは異なった魅力がある。
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2リッターのターボとは思えないGTBターボは今乗っても十分ドライビングファンな車なのだ。
今から今年の夏にやってくる89年のGTBターボが待ち遠しい。

  by cavallino-cars | 2016-06-01 18:36 | Comments(0)

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