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洗車にはご注意を

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最近お預かりした車や納車前の点検整備を終えたキャブレターのGTB やgt4のエンジンがくすぶってきれいにふけないものが多い。
明らかにプラグがかぶっている症状なのだ。原因はプラグホールへの水の浸入。
エンジンフードにかけた水がヘッドに落ちてそのままプラグホールにたまり、ミスファイアの原因となる。

中には1cm ほど水がたまっている場合もある。すぐに気がついてエアで水をとばせば元に戻るがそのまま放置しておくとプラグのネジ山から燃焼室に入り、プラグを交換しないと調子がもどらないケースもある。

雨の日に外に置くことは厳禁だが、洗車する時も水が入らないようにエンジンフード下にタオルをかけたり、ビニールなどでカバーすることをお勧めします。

走行している時はエンジンの熱でヘッドに落ちた水滴はすぐに蒸発してしまうので心配ないですが、エンジンが冷えている時はゴムのキャップをしてあっても、プラグホールに溜まることがあります。

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キャブレターのフェラーリほど1本でもプラグがミスファイアしてしまうとストレスのたまる車はありません。
キャブのフェラーリの一番の魅力は一気に吹け上がるV8engine につきます。
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あの官能的なアクセルワークを楽しむためにも洗車にはご注意下さい。

  by cavallino-cars | 2015-05-29 10:50 | Comments(0)

maserati Gran Cabrio

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昨日、Tさんからご依頼を受けて探していたマセラッティグランカブリオが入庫。
ホワイトにボルドーの内装が美しい。
この車ほど色で雰囲気の変わる車はない。
内装が黒のものもあるが、このボルドーのものに比べるとその印象はぐっと地味になる。
ホィールも最近は黒のものがスポーティで流行のようだが、個人的にはこのシルバーの方がエレガントでこの車にはしっくりくる。

これから納車前の点検点検整備のためにコーンズに入庫予定。ホィールのリペアや、TVを見れるように地デジチューナーを取り付け、ボディコーティングを済ませ、納車します。
工場まで行く途中、何人もの方の熱い視線を感じました。
イタリア車はドイツ車にはない華やかさがある。

  by cavallino-cars | 2015-05-29 10:31 | Comments(0)

Bonhams auction

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5月24日の日曜、ベルギーで開催されたBonhams のオークションに76y Ferrari 308GTB ファイバーグラスモデルが出品された。
シャーシナンバー19699のこの固体は76yにイタリアのトスカーナにデリバリーされる。
その後1983年に売却され、そのオーナーは2014年まで所有。

昨年現在のオーナーが購入し、ベルギーにてエンジン、ギヤボックス、サスペンション、ステアリング、ブレーキなどのオーバーホールを行う。
タイヤは新しいミシュランのXWXを装着、ウォーターポンプも新しいものに交換するなど4万ユーロ(540万円)をかけてレストアを行なっている。
すでにフェラーリクラシケにも申請しており、5月末には認定書も来る予定らしい。

気になる落札価格は253000ユーロ。日本円に換算すると3400万円。
この価格にはオークション会社に支払われる20パーセントの手数料も含まれている。

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2008年には同じBonhamのオークションでシルバーのファイバーモデルの308が1000万円で落札された。
この6年間で3倍以上も価格になっているのは驚きです。
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現在イタリアで商談中のファイバーモデルの日本に輸入した場合の価格は3400万円前後。
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こちらはすでにクラシケを取得済み。一時のバブルのように価格は暴落するのか、今後さらに高騰するのかわからないが、キャブの308の魅力は色あせないことは間違いない。
ご興味ある方はご連絡下さい。

  by cavallino-cars | 2015-05-28 18:48 | Comments(0)

スポーツカーが欲しい!

今やフェラーリは投機の対象となり、気軽に乗れるスポーツカーというより、資産のようになってきた。運転した時の楽しさや美しさは格別だが、やはり308GTBでさえ2000万円という価格になった今、即決で買うにもかなりの決断がいる。
5年前に850万円で買えた時とはとは明らかに状況は一変した。
イタリア車の楽しさをもち、美しいスポーツカーで、なおかつ手が届きやすい1台は何かといつも考えている。私の初めてのフェラーリは308gt4だっったが、イタリア車の楽しさを初めて知ったのはアルファロメオのスパイダーだった。
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美しいフォルムはピニンファリーナによるもの。この後のビッグバンパーがつくモデルは美しさに欠け、どうも好きになれない。インジェクションモデルはもう論外で、魅力は激減する。
自分のガレージにおくならクロームのバンパーのつくモデル以外に考えられない。
アクセルを踏んだ時のあのアルファサウンドは車好きにはたまらない魅力のひとつ。
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ハンドリングはフェラーリに比べればダルなところもあるが、アクセルでのノーズの向きを変えることが出来る数少ないスポーツカーであることは間違いない。
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何といってもこの車の最大の魅力はその美しいデザインと
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レースで培ってきたアルファのエンジンにつきる。
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オープンにして太陽の日差しを浴びながらの初夏のドライブは気分もあがる。
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ボートテイルのものは値がはるが、コートダトロンガと呼ばれるテールがストンと切られたモデルなら400万円でこの気分が楽しめる。セカンドカーとしては最高だ。
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今イタリアからオファーのあるものはシルバーの1600ccのモデル。ASIのゴールドプレートつき。
イタリアで走ってきたアルファを自分のガレージに納める悦びは何ともいえないものがある。
現地でもコンディションがよいものは非常に少なくなってはいるが、今回のものがよいものであれば是非輸入したい。

  by cavallino-cars | 2015-05-27 13:09 | Comments(0)

Espresso

鳥取に初のスターバックスができて初日に1000人もの人が並んだ。
スタバのエスプレッソはたしか240円。
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イタリアではBARでは1ユーロが基本。135円です。
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味は格段にイタリアが美味しい。おそらく水のせいかと思いますが、スタバのものが薄味におもえてしまうほど濃厚。しかもほんの少しの量。
写真は高速のサービスエリアのもの。こんなところでも本当に美味しいのが凄い。高級レストランよりもカウンターのカフェの方が美味しいこともある。
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ちなみに朝はカフェラテを注文する方は少なく、ほとんどの人はカプチーノをオーダーしています。上の写真はミラノのコンドッティ通りの角のカフェ。
安くて美味しいカフェを提供しているイタリアではスターバックスは1店舗もありません。
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日本のお店では皆さん30分ほど話しながら楽しんでいらっしゃる方が多いですが、イタリアではカウンターでさっと飲んですぐに出かける人がほとんどです。上の写真のように警察官もカフェを飲みに来ますが、さっと飲んで1分ほどでまた職務に戻ります。
そういったカフェ文化はイタリアならではもの。
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日本全国にスターバックスが進出してもイタリアには1店舗もない。
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たとえイタリアにできてもおそらく彼らには受け入れられない気がします。
それほど本場のエスプレッソは美味しいのでイタリアに行かれる方は是非お試しを。

  by cavallino-cars | 2015-05-25 11:27 | Comments(0)

デンマークから宮崎へ、そして福岡に

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デンマークのフェラーリクラブの理事の所有する308gt4はその後、弊社を経由して宮崎のオーナーの元へ。
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そのオーナーから福岡に転勤になったために車を運びたいのとの相談をいただいた。キャリアカーでの移送も検討されていたようで、見積もりもお送りした。

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その距離320km。ヨーロッパでは普通に1日で走行する距離だが、40年近くも経過している車なのでオーナーがナーバスになる気持ちもわかる。しかし今回は自走でいってみてはとお勧めした。

日曜の早朝に出発されたようで昨日無事到着しましたというメールをいただきました。

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九州は晴天。休憩所ではエンジンフードを開けて冷却している様子も写っています。
外気温がさらに上がる夏場には日陰でのクールダウンがよいでしょう。

奥様と楽しい初のロングドライブだったとのこと。
こういうお便りは実に嬉しいものです。

  by cavallino-cars | 2015-05-12 11:22 | Comments(0)

458 と 308、どちらを選ぶか?

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昨日ディーラー車の走行わずか4800kmの2010年モデルの458ベルリネッタがショールームに入庫した。価格は2290万円。
来月入港するスチールボディの308GTB の2050万円よりも240万円ほど高いがほぼ同額。
どちらを自分のガレージにいれるかはかなりまようところ。
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モダンフェラーリの魅力は何といってもその異次元のスピードとF1の技術がフィードバックされているパドルシフトの素晴らしさにつきる。その気になれば毎日の通勤にも使えてしまうほどの信頼性も兼ね備えている。
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200キロを超える高速から、フルブレーキングをするとF1のオンボード映像を見ているかのようにフォン、フォン、フォンと快音を響かせて、2速まであっという間にシフトダウンする。

コーナーのクリップを抜けたところで間髪いれずにアクセルを踏めば、恐ろしいほどの勢いでノーズを上に向け、1380kgのアルミ製のボディを578馬力のパワーでジェット機のような加速をする。
これほど痛快なスポーツカーはマクラーレン以外にはないだろう。

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かたや3ペダルの308はコックピットに座った瞬間からその雰囲気はまったく異なる。
458のモダンなレーシングカーのようなコックピットにくらべ、スポーツカーならではの雰囲気にあふれている。
アナログなメーター、光沢のあるシフトゲート、メッキのスイッチ類など、手作りならではの美しさに囲まれ、長めのクランキングの後、フォンと目覚めたV8エンジンの心地よい音はキャブならではだ。
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サイドブレーキを下ろし、金属のゲートにシフトレバーを当てながら、左手前のローにギヤをいれ、ゆっくりとクラッチをつないで発進する。
458のブレーキを踏み、イグニッションをオンにして、STARTと書かれた赤いボタンを押してエンジンを始動させ、電動のパーキングスイッチを解除し、ウィーンという解除音を確認し、パドルを手前に引いて1速にいれるのとは全く異なる。

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458の液晶の回転計や、水温計や油温計などのメーターと比べると308のアナログなメーターが実にエレガントに見えてしまう。
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言い過ぎかもしれないが、スォッチとローレックスほどの差がある。
時代の流れといってしまえばそれまでだが、随所にその違いが見うけられる。

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高速を全開にした時の息を呑むような加速感は458とは比べようもないが、キーンというジェット機のようなサウンドとキャブ独特の吸気音でコックピットが満たされた時は全身が震えるほどの感動がある。
そのポテンシャルはこの車が40年前に作られたことを忘れてしまうほどで、
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アクセルコントロールでコーナーでノーズを思うように向きを変える様はまさにスポーツカーを運転しているという緊張感と満足感がある。
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すべてが電子制御でコントロールされている458では味わえないこの感じは乗ってみなければわからない。
その楽しさは格別で、昨年308を弊社から購入したお客さんに、さらにもう一台308を購入させてしまったほどなのだ。ちなみにその方はF40 も所有されている。

それに対し458はあまりにも高性能なため、一般道でドリフトするような運転はプロのドライバーでなければ難しい。圧倒的な性能差という意味では308は劣るが、操縦する楽しみは優るとも劣らない。

458は車の知識もない、免許をとったばかりの女性でもその気になれば運転することができるほど寛容だ。
しかも真夏の炎天下でも室内は優れたエアコンのおかげで快適に保たれる。

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それに比べ、308は女性にはエンジンをかけることさえ難しいだろう。

もっとも大きな違いはそのデザインだ。エンジンはパワーの差こそあれ、どちらもフェラーリの名に恥じないほど素晴らしい。

しかし年々厳しくなってきた安全基準のためにボディの形状はデザイナーの意図とは別に変更せざるをえなくなった。
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人を跳ねた場合に骨折の少ないカドのない形状に変更されていく。そのためリトラクタブルライトは禁止となった。

その他、製造コストの削減のため各パネルは小さく細分化され、出来る限りコストのかからないような形や材質に変更を余儀なくされた。

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1975年にデビューした308GTBの美しさと2010年に発売された458にはそういう意味で大きな隔たりがあるのだ。
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ボディの形状はもちろん、シートや、
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メーター、スイッチボタン一つにいたるまで見比べてみるとその違いがよくわかる。

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なぜ、今クラシックフェラーリが高騰しているかの理由はそこにあるのだろう。
今の技術をしても当時の308を作る事はむずかしい。当時の美しいラインをたたき出す、熟練の職人はすでに引退したり、他界している。
安全基準などの厳しい規制をクリアすることも難しい。
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数年前にエリッククラプトンが4億円で、458に12気筒のエンジンを積み、512BB風にモディファイしたワンオフのフェラーリを作らせたことがあった。
それはあの美しいBBを想いおこさせはするが、
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オリジナルの美しいBBとは全く異なる車となった。
美しいクラシックフェラーリを再現するには莫大な費用がかかる。そればかりか自分の思い描く、かつてのフェラーリを今や作り出すことは不可能な時代となった。
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その意味では高騰した308の相場も一概に高すぎるとは言えないのかもしれない。

  by cavallino-cars | 2015-05-11 13:46 | Comments(2)

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先月イタリアの個人オーナーから譲り受けた308GTB が無事トラックに積み込まれた。
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これからミラノ方面に北上し、ドーバー海峡を渡り、英国の港から船に載る。
日本到着は6月中旬予定だ。

  by cavallino-cars | 2015-05-08 13:05 | Comments(0)

76y 308GTB fiberglass

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ミラノ郊外の北イタリアからファイバーグラスのオファーがきた。
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何とクラシケ付き。
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マフラーはデュアルタイプのものに変更されてはいるが、この状態でクラシケはとったとのこと。希望すればオリジナルのシングルパイプのマフラーにも交換可能とのこと。
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走行は4万キロと極めて少ない。メーターもダブルレターのオリジナル。トリップメーターの数字も初期型のタイプライターの文字のような小さいタイプ。
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ホーンボタンの回りにシルバーのリングがつくのも初期型の308のみ。現代では入手困難なパーツで308オーナーにはたまらない。
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写真で見るかぎりはかなりコンディションはよさそうだ。
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メンテナンスも昨年、タイミングベルト交換を含めたサービスを受けている。
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ファイバーグラスのウインドウフレームはスチールの308が光沢があるのに対し、写真のような艶消しとなるのが特徴。現地で22万ユーロ以上もする512Mを購入するよりもスポーツカー好きには遥かに価値がある。
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コンディションのよい車が少なくなってきている中、良いものを求めている方には一見の価値がある。
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ご希望の方がいらっしゃれば、いつでも現地に確認に行きます。ヨーロッパ仕様の308のファイバーグラスは600台にもみたない。70年代の最もエキサイティングなスポーツカーをガレージに納めたい方はご連絡下さい。

  by cavallino-cars | 2015-05-07 13:04 | Comments(0)

モデナから東京に

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昨日、モデナから譲り受けたDino208gt4 が無事通関された。
外されていたバッテリーのターミナルをとりつけ、長いクランキングの後、2リッターV8エンジンは目覚める。
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そのまま自走も出来そうなほどアイドリングも安定している。
今回は過去のタイミングベルト交換の履歴もないので用心のため、トラックで工場まで回送することにした。
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連休明けには各ベルトやホースの交換を含めた整備を行い、その後、リヤのナンバーの穴埋めなどの細かい板金作業に入る。
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それにしてもこのgt4の内装の美しさは素晴らしい。
オリジナルでこのような状態のgt4は珍しく、ほとんどの固体がシートが張り替えてあったり、トランクのカーペットがオリジナルでないものがついていたりする。
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フロントのDino のエンブレムも貴重。一時期はこのエンブレムをFerrari の跳ね馬にあえて交換したオーナーがいたが、やはりgt4にはDino のエンブレムが似合う。
クリーニングを終えて見違えるように美しくなった姿を見るのが待ち遠しい。

  by cavallino-cars | 2015-05-01 10:42 | Comments(0)

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