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Ferrari 512BB

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私がこの仕事を始めた当時からのお客さんの依頼でキャブレターの512BB を購入した。
今年最後のドライブはこの1977年の512となる。BBは何台も乗ったことがあるが、実際にキャブ調整をきちんと行った固体を運転したことはない。このままでも充分トルクフルな12気筒エンジンはキーンという電気的な音を奏でながら当時のフラッグシップならではのオーラを放つ。
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年明けに308でいつもお世話になっている熟練のメカニックの手によってキャブの微調整を行ってどれだけ変わるかが今から楽しみでならない。それにしても1速、2速はあっという間にふけきってしまう。油断しているとエンジンをオーバーレブさせてしまいそうな勢いなのだ。
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308のようにひらひらとコーナーをクリアしていくことは望めないが、コックピットには12気筒独特の雰囲気が溢れている。
フロントエンジンのディトナや275とは全く異なるスタイリングやエンジン特性はBBならでは。
デザインはスーパーカーの代名詞となるほど美しい。
来年はこのBBのフルインプレッションをお届けします。

  by cavallino-cars | 2013-12-26 15:03 | Comments(2)

Merry Christmas!!

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昨日快晴のクリスマスの日にイタリアから今年最後のコンテナが大井埠頭に到着。

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アルファロメオのスパイダー1600ベローチェとDino 208gt4 の2台だ。
2台とも少し長めのクランキングの後、エンジンは勢い良く目覚めてくれた。

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アルファロメオはそのまま調布の予備検工場に運び、gt4はタイミングベルトの交換を含む点検整備のために工場へトラックで回送。実際の作業は年明けになる。

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2台ともすでにご予約をいただいており、日本でのオーナーが実際に対面するのは2月初旬。
ハンドリングの素晴らしいアルファに、乾いたエキゾーストノートを奏でる208gt4、どちらも魅力溢れる車だ。

ナンバープレートの穴埋めやキャブ調整を済ませ、マテックスにクリーニングに入庫するのは1月末、熟練の技術で美しく蘇った車をご紹介出来る日はもうすぐ。
オーナーの方、もう少しお待ち下さい。

  by cavallino-cars | 2013-12-26 14:39 | Comments(0)

Sold!!

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12月11日英国のFlexstoneから モデナからのGTBturboが日本行きの船に無事に載った。
89年モデルのこの固体はオプションのエアコンはつかないが、コンディションは極上の1台。
現在328を所有される方から正式に予約金をお振込みいただいた。
ありがとうございます。
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1月の末に入港するこの車のコックピットに坐り、フルスロットルにした時の感想をお聞きするのが今から楽しみでならない。あのブラックホールに吸い込まれるような加速はこの車ならではのもの。
GTBturbo の総生産台数はわずか308台。あの288GTO よりも少ない。
その中でコンディションの良いものは100台にも満たないに違いない。

新年1台目の通関はこの2オーナーのGTBターボ。手作りの美しいボディラインに息をのむような強烈な加速は今乗っても実に新鮮で、初めて乗る方にはとても24年も前に作られたフェラーリとは信じられないだろう。

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GTBターボは見て美しく、ひとたびアクセルを踏み込めばあのGTO よりも強烈な加速がドライバーを虜にする。フェラーリF1のターボ全盛期の技術が組み込まれたこの車の楽しさは運転してみなければわからない。

  by cavallino-cars | 2013-12-20 19:01 | Comments(0)

Milano から仙台へ

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ミラノから車で30分ほどのLainate から譲り受けたガンメタリックの美しいGTBの日本での新たなオーナーが決まった。
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ユーロ高と308の現地での価格の高騰により、入港してから3ヶ月の間、何人かからは問合せはいただいていたが、契約にいたらず、私が会社から買い取って自分で乗ろうかと思っていた車だ。

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イタリアで2オーナーのこの固体の二人目のオーナーは企業専門の弁護士で他にももう一台12気筒のフェラーリを所有するほどのエンスージアスト。
日本に入港して、タイミングベルト交換を含む整備を行い、キャブ調整を行ったこの車の調子はファイバーに優るとも劣らない。
日本でのファーストオーナーになられる方はポルシェを数台乗り継がれてこられた方でスポーツカーにはかなり造詣がおありの様子。
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助手席ではあるが初めて首都高を走り、そのエンジンレスポンスの良さとアクセルコントロールでノーズの向きがかわる応答性の良さに感激されたに違いない。
一人で運転すれば更にそのレスポンスは向上し、剃刀のように鋭くななる。
これほど運転していて楽しい車は私の知る限り、308を除けば、F40 しかない。

購入された方は数日前にUS仕様(日本仕様)の308にも乗られ、その違いがこれほどまでに大きいとは想像以上だったとのこと。私がUS仕様を扱わない理由をご理解いただけたと思う。

今やイタリアでもコンディションのよい308は非常に少なくなってきており、このような308に出会う確率は非常に低い。
自分だけのこの美しいベルリネッタを所有する喜びはオーナーになってみなければ分からない。
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クラシカルな外装からは想像も出来ない間髪いれぬアクセルレスポンスやモモのレトロなハンドルから伝わってくる的確な路面状況などこの車でしか味わえない世界がある。
これからトラブルもあるかもしれないが、それを上回る喜びを必ずもたらしてくれる。
それほどこの車は魅力に溢れている。
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イタリアを33年間走り続けてきたこの車の日本での新たな歴史が2014年から始まろうとしている。
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ハンドルを握るたび、アクセルを踏み込むたびに感じる308独特のドライブフィール。
T氏の蜜月の日々はこれから始まる。

  by cavallino-cars | 2013-12-13 19:45 | Comments(0)

original single pipe muffler for 308GTB

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Dino Club Italia の会長にべルガモでお会いした時に308GTB用のシングルパイプのマフラーが見つかれば連絡いただきたいとお願いしてきた。
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1ケ月もたたないうちに嬉しい知らせが届いた。シングルパイプのオリジナルマフラーは何年間も捜してきたが見つからなかったもの。
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あるところにはあるものです。

2月にはGTBturboと一緒に大井埠頭に到着予定。

  by cavallino-cars | 2013-12-06 10:53 | Comments(0)

fun to drive!!

昨日、千葉の館山に別荘をお持ちの方からレーシングポルシェを乗りに来ませんかとお誘いを受けて、今朝早起きをして訪ねてみました。
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ガレージからでてきたのは73yの911S。
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前後バンパーは軽量のものに交換され、内装はすべて剥がされフルネーキッドの状態。
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ボディ剛性をあげるためにロールバーがつけられる。
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エンジンはメカポンからウエーバーの46パイに交換され、フロントにはガソリンタンクがノーマルより下の位置につけられている。

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乗ってみてまず気がつくのはノンスリが入っていること。ハンドルをパーキングスピードできるとゴッゴッと独特な音がする。交換されたツインのマフラーからレーシングポルシェならではの野太い排気音を奏でながらスタートする。

エンジンレスポンスもノーマルとは明らかに異なり、パワフルだ。
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ノーマルシフトレバーを短くしたのだろうか、ロータスのようなカチカチと入るシフトが心地いい。
コーナーに入ると足がノーマルとはまったく異なるのがわかる。
オーナーに聞くと、ビルシュタインが入っているとのこと。3速や4速で回るようなコーナーもそのグリップは素晴らしく、予想をはるかに上回るスピードでクリアしていく。
ペースをあげていけばいくほど、ファントゥドライブな車だ。さすがに低速域でのフェラーリ308の剃刀のようなピックアップのよさはないが、運転する楽しさではひけをとらない。
山道を楽しんだ後に、車から降りてタイヤをみたら、Sタイヤがついていた。グリップがいいのも納得です。

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都内ではさすがに乗るのははばかれるが、別荘のガレージにしまっておくにはこれほど楽しい車はないかもしれない。

オーナーは数ヶ月前までマクラーレンのMP3を所有されていたが、自分で車をコントロールする楽しさはこのポルシェの方が数倍上とのこと。

コーナーに侵入してからの路面とのタイヤの接地感をステアリングから感じながらアクセルをあわせてクリップをクリアする楽しさは格別だ。

久しぶりにサーキットを走りたくなった。

  by cavallino-cars | 2013-12-06 03:28 | Comments(0)

高いから欲しくなるのか、運転して楽しいから欲しいのか

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最近クラシックフェラーリを購入する方をみていると2つに分かれているように思える。
高価になったから買いたがる方と運転して楽しさに魅せられて購入する方だ。
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最近のディノやディトナの価格の高騰は驚くばかり。
ディノは3000万、ディトナは6000万から1億円。それほどまでに価値があるとはとうてい思えない。
288GTOにいたっては1億円をかるくこえ、最近では1億4000万円で売られた方がいるほどだ。
どれも乗ったことのある私にはとてもそれほどの価値があるとは思えない。
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ディトナは12気筒ならではの息の長い加速には魅せられるが、あの重いステアリングや、プアーなブレーキは簡単にガレージからだす気にはなれない。一度でもディトナの重いステアリングと格闘した事のある方なら理解いただけるはず。車庫にいれるだけで夏なら大粒の汗が全身から滝のように流れることになる。
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ディノのハンドリングは素晴らしいが、3000万円の価値があるかと聞かれれば私はNOだ。
288にいたっては、インテリアやエクステリアの美しさは誰もが認めるところだが、リヤのサスペンションのがたつきやターボというよりスーパーチャージャーのような加速は、後に発売されたGTBターボの方がはるかに素晴らしいし、運転する楽しさは288をも上回る。

高価だから購入することは悪いとは思わないが、投資家ではない一般ドライバーには運転して楽しい車を選ぶことをお勧めしたい。

たしかに1億円の車を自分自身で運転する優越感はあるかもしれないが、ルッソは美術品のような美しさはあっても、決してとばして楽しい車ではない。

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スポーツカーは文字どおりスポーツドライビングが楽しめる車でなければならないと思う。
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ブレーキングでノーズダイブのままフロント荷重でクリップをクリアし、アクセルコントロールでノーズの向きを変えて、コーナーをフルスロットルで立ち上がる。
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それこそがスポーツカーの醍醐味だ。高価なクラシックフェラーリでもFun to drive な車もあるが、その楽しさが存分に楽しめる308とGTBターボは私のベストフェラーリだ。
コーナーをクリアするごとにこれほど胸躍る車は他にない。

  by cavallino-cars | 2013-12-03 23:57 | Comments(0)

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