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Good news!!

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昨晩、イタリアに住む308GTB のオーナーから車を譲る決心がついたとの連絡があった。気が変わる前に運んで欲しいとのこと。
他にも12気筒のフェラーリを所有するオーナーは今でもこのV8ferari が大変気に入っている。
何年も手元にあった車を手放す時の気持ちはよくわかります。

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1980年製のこの美しいベルリネッタは2オーナーカー。33年間、イタリアで二人のオーナーの下、愛され続けてきた車だ。

乾燥した北イタリアの初夏を思わせる晴天の日に試乗した数日前のことを思い出す。

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イタリア人の気持ちのつまったGTBがまた1台日本にやって来る!!

Grazie Sig. Girolami !

  by cavallino-cars | 2013-05-31 08:38 | Comments(0)

南イタリアと北イタリアからの2台のGTBターボ

2台の美しいGTBturbo が6月6日の木曜日に4月に英国 Felixstowe を出航した船に乗って、いよいよ東京港にやってくる。

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一台はベネチアの北のPondenon というイタリアの右上の場所から

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もう一台はCosenza という靴のつま先に近い場所から譲り受けたGTBturbo だ。

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この2台が1つの40feet のコンテナに積まれてあと1週間で到着する。
今年の3月にイタリアで見た時はまだ肌寒かった。

幸運にもこの2台の日本でのガレージはすでに決まっており、お二人とも他にもう1台の跳ね馬を所有されている。

到着したらマテックスに入庫させ、20年以上かかってついた汚れを落とし、新しいオーナーと初めて対面することになる。
通関は問題なければ11日にきれるはず。

日本の大地を疾走する日までもうすぐだ!!

  by cavallino-cars | 2013-05-30 19:17 | Comments(0)

chassis#20645

スイスからの走行31,000kmのファイバーグラスの308をここまできれいにする理由は全体のコンディションのよさが大きな理由。今現在、世界中探してもFor sale の3万キロのファイバーグラスはこれ1台しかない。
しかもその距離を証明する書類まで揃っている。

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走行距離の少なさはシングルパイプのマフラーやブッシュの傷みの程度もさることながら、目に見える内装の状態からもわかる。

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これはメーターパネルを覆うメーターナセルのステッチの写真。
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ハンドルとナセルの最も近ずくナセル上部の部分はこのステッチの糸がすりきれているものがほとんどだが、この固体は切れている糸がない信じられないような状態を保っている。
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こういった所も必ず確認しながら購入を決めている。

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フロント部分は剝いてみたが、補修の跡もない、申し分ない状態だった。
よくお客さんから今まで輸入された中で一番状態のよいものはどれでしたか?と聞かれるが、
マラネロの門をでてから30年以上も経過している308は同じコンディションのものなどない。

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それぞれにその車にしかない、良い所がある。それこそが自分だけの1台を持つ喜びなのだ。

時間と手間を惜しまずに完璧なものを求めて作られた当時のフェラーリにはマラネロのたくさんのイタリア人の想いが詰っている。

  by cavallino-cars | 2013-05-30 10:41 | Comments(0)

あぁ、やはりこの時代のフェラーリはいい!!

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スイスから譲り受けたファイバーボディが輸送中に左右ピラーと左ドアの部分に写真のようなクラックが入ってしまった。
ドアのラインの上の部分にうすく蜘蛛の巣状にひびが入っているのが確認できますか?
コンテナに積み込む際に体重をかけてしまったり、道具をあててしまったにちがいない。
実際にコンテナから出すために車に乗り込む時はドアも開けられる隙間がなく、窓から体を滑らせるように運転席に潜り込んだほどだ。

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リヤのスイスのナンバーの穴埋め作業と一緒にその部分と左右リヤフェンダーの変色部分も補修することにした。
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今現在、For sale のファイバーグラスでもっとも走行距離の少ないものがこの車。シルバーという色も気に入っている。
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どうせなら誰もが羨むような1台にしたい。

フロント部分はオリジナルのラッカー塗装をすべて剝き、ファイバー樹脂を塗り、ファイバーそのものの強度を強める。その後スプレーパテをいれ、丁寧に面とラインをだしていく。新車当時の仕上げと同じ方法で最後にサフェーサーで仕上げていく工程を見ていると当時の職人がいかに苦労してこの車を作っていたかが伺われる。

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このフロントのコーナーのラインの何と美しいことか。
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458とくらべると最新のフェラーリのラインがもっさり見えてしまう。

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パテの上に黒いスプレーを軽くかけ、細かいペーパーでといでいく。
ラインから下の部分がきれいに研ぎこまれているのがわかりますか?
へこんだ所だけが黒く残る。それがなくなるまで何度も、何度も繰り返し、丁寧にとぎながらフラットなラインをだしていく。
この作業は熟練した者にしかできない。
当時のフェラーリの美しいラインはすべてこうした手作業で作り出されているのだ。

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今の458のようなプレスで作られたボディパネルをはめ込んで作る車作りとは基本的に異なる。
クラシックと呼ばれる車の美しさの秘密はここにある。

こういう仕事こそやりがいを感じてしまうにちがいない。
研いだ粉だらけになりながら作業を行う工場長の満足そうな顔はイタリアの職人の仕事に敬意を払っているようにも見えた。
当時のものだけがもつ美しさはこうした見えない職人の気の遠くなるような工程の積み重ねによるのだろう。

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塗装作業が終了する2週間後にはマラネロの工場の門をくぐった36年前にタイムスリップしたような美しさを取り戻すに違いない。

  by cavallino-cars | 2013-05-29 21:09 | Comments(2)

Sold! Sold!

今船の同じ40フィートのコンテナに乗っているイタリアからの2台のGTBターボのうちの87yの1オーナーの車が昨日、仮契約となった。

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これで今まで輸入したすべてのGTBターボは日本に到着前にすべて国内での新しいオーナーが決まってしまうという異例の事態となりました。

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どれも厳選した1台なので私としては自信を持って薦められるものばかり。
イタリア国内でもここまでコンディションの良いものを捜すのは難しい。

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来月初旬には東京港に入港予定。
一日も早く、新しいオーナーに見ていただきたい。
あのF40のような乾いたサウンドは間違いなくオーナーを虜にする。

総生産台数308台のうちこれほどのコンディションのものはおそらく半数以下にちがいない。
新しくオーナーになられる方は他に328GTS も所有されている。
GTBturbo をお乗りいただき、感想をお聞きするのが今から楽しみです。

  by cavallino-cars | 2013-05-28 18:33 | Comments(0)

lucca のもう1台のFiat Dino Spider

Imolaを3時に出発し、次の目的地のLucca に向かう。
今回の出張の最後になるフルレストアのDino spider をみるためだ。
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ガレージに到着するとすでに車はリフトアップされている。
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さすがにきれいに仕上がっている。

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リフトを下げてもらい、ボディ回りを確認する。
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まず気になったのはリヤバンパーのクラックだ。ナンバープレート灯の左下に黒く入った筋がクラック。
これは新品と交換するか、溶接して再メッキするかしかないだろう。
ボディが美しく再塗装されているので残念。

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運転席ドアパネルのドアハンドルにつくシルバーの飾りもついてない状態だ。
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こちらは助手席側。
ここまでレストアしていて、ついてないということは入手が難しかったに違いない。

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さらにエンジンフードとフロントウインドウの間にあるプラスティックの四角いルーバーもかけている。

試乗をするとさすがにエンジンは申し分ないレスポンスだ。
しかしながらブレーキがスポンジーなのが気になった。

このお店はアルファとアバルトのスペシャルショップのようで
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ご覧のようなクラシックがずらりと並ぶ。
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私はこれらの車の知識がないが、お好きな方にとっては興味ある車にちがいない。
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しかもどれも素晴らしいコンディションだ。

価格も今回最も高額の67000ユーロということもあり今回はパスすることに。
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Erfurt の美しいブルーのものもフロントウインドウの下側のメッキモールがずれていたために即決できなかった。
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帰国後、板金工場の社長に相談して、治るようなら再検討しようと思う。

Lucca の方はとてもよい方で時間が遅いにもかかわらず丁寧に対応してくれた。
Grazie Nicolus!!

午後7時にLucca を出て、ローマのフミチーノ空港についたのは11時30分。
今回はドイツとイタリア合わせて1900kmのドライブでした。

1台のFiat Dino spider はとりあえず購入できた。
もう一台の308は来週中には譲っていただけるかどうかの返事をいただけると思います。

またイタリアの文化遺産のような珠玉の1台が日本の道を走ると想像するだけでわくわくします。

  by cavallino-cars | 2013-05-28 11:37 | Comments(0)

Imola のFiat Dino spider - Io compro!!

次に向かったのはボローニャの郊外のイモラ。
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セナが事故で亡くなったF1のイモラサーキットが有名な街。

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目的は黒のFiat Dino spider だ。オーナーはサーキットから10分ほどの所に住まわれている。
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何と40年もの間、この車を所有されている。
予報では雨だったにもかかわらず、天候は素晴らしく、汗ばむほどだ。
オープンにしたままの状態でガレージから出してもらった。

黒のペイントはオリジナルで内装はメーカーで赤のレザーに張り替えてもらったとのこと。
マテックスに持ち込めば、新車のような美しさを取り戻すに違いないボディには錆びや塗装のうきはまったく見られない。

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トランクを開けるとオリジナルのトノカバーがあった。絨毯の下にひかれるスペアタイヤとの間の板も腐りのない非常によい状態を保つ。
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工具もカバーつきのものが揃っていた。
2オーナーのこのスパイダーは足回りも特別でスタビライザーを備える。
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センターコンソールのホーンスイッチはこの状態ではシティモードの普通のクラクションだが、下に押すとフェラーリと同じエアーホーンに変わる。ラジオも当時のものが付き、独特の雰囲気をかもしだす。

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ステアリングももちろんオリジナルだ。
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センターロックのメッキのスピンナーもご覧のような美しさを保つ。オリジナルはセンターがErfurt の車のように黒だが、当時のフィアットオーナーはフェラーリに憧れ、すべてシルバーにメッキしなおしたという興味深い話をオーナーからお聞きした。
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すべてのホィールにはくっきりとCROMODORAとFIAT の文字が残っている。

さらに嬉しいことにはピニンファリーナのデザインしたハードトップもついてくる。
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写真は色違いの車だが、リヤウインドウの前に入る、シルバーのラインと黒のコントラストは実に美しく、ルーフ内側の内装はgt4にも似た細かいステッチの入る手のこんだ仕上げがされている。


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帰国後、土曜日に正式に譲っていただけることとなった。
月内には船積みのため、英国からトラックがこの美しいカブリオレを引き取りに行く予定。

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イタリアを44年間走り続けてきたこの美しい車が今年の夏には日本にやってくる。

  by cavallino-cars | 2013-05-27 15:26 | Comments(0)

milano のGTB

ヨーロッパ出張の時はいつもそうだが、朝の6時前には目が覚めてしまう。
日本との時差のせいなのか、一人きりの移動の緊張感からなのかはわからないがいつも早起きだ。

出来るだけ朝早く出発して暗くなる前にホテルに着けるように心がけている。
さすがに昨日1日で980kmもドイツ国内を運転してきた疲れがでるかと思ったが、意外と元気な私。

ホテルでイタリアならではの朝食をすませ、8時にLecco にある208gt4を見に行った。
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ミラノからスイス方面に向かうと正面の山の頂には雪がある。外気温は12度ほど。
208のコンディションは残念ながら写真で紹介するまでもないものだった。

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次に向かったのはLainate。個人オーナーの80yの308GTB。
午前10時に待ち合わせのワーゲンのディーラーに着いた時にはすでにオーナーは待っていてくれた。
初老の紳士のオーナーは実におだやかな方で今でもこの車を自分で運転なさっている。
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ガンメタリックにクリームの内装のこの美しい308GTBは走行59000kmの2オーナーカーだ。

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フロントウインドには新車時に貼られたタイヤ空気圧を示すステッカーが貼られ、
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マフラーはオリジナルのシングルパイプのものがつく。
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マニュアル、マニュアルケースはもちろんメーカーからの新車時の保証書もそろう貴重な1台だ。

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5年前にフル整備を行ってはいるが、譲っていただければ、日本ではカムベルト交換を行ってからの納車となる。オーナーは他にもテスタロッサを新車で購入。今でも持ち続けているという。
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フロントバンパー下のスポットライトは当時のメーカーオプションだ。

良い返事がいただけることを願っている。

  by cavallino-cars | 2013-05-27 14:49 | Comments(0)

Frankfult からMilano へ

今回ドイツはDusseldorf から Frankfult までの走行距離は980km。
朝8時にホテルをでてフランクフルトについたのは午後の7時だった。
余裕をもって予約したフライトは午後9時55分発、ミラノ着は午後11時5分のLufthansa258便。
Hertz の事務所は午後12までなのでなんとか間に合う。

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マルペンツアはリナーテと比べ大きな空港でゲートからはこんなお洒落な通路がある。
レンタカーを受け取り、ミラノ郊外のホテルをナビに入力していざ出発したら、GPS is out という表示がナビ画面にでた。
時刻はすでに12時1分。祈るような気持ちでHertz に電話したら担当者がでてくれ、交換してもらうことに。
本当に助かりました。万一動かないナビを変えてもらえなければ予約したホテルをキャンセルし、明日朝まで空港にいなければならなかった。
日本ではクレームをいうところかもしれませんが、見ず知らずの土地ではこんなアクシデントが無事に解決できたことが素直に嬉しい。新しいナビに交換してもらいホテルにチェックインできたのは午前1時をまわっていた。

  by cavallino-cars | 2013-05-27 13:05 | Comments(0)

Erfurt の Fiat Dino spyder

Dusseldorf のディーラーを後にし、向かったのはErfurt という閑静な田舎街だ。
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4時間ほどのドライブ。イタリアとはまた違った景色。英国に近いかもしれない。
到着したのは午後の3時。
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目的はこの1968yのスカイブルーの2LのFiat Dino spider だ。
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オーナーは5年ほど前にイタリアから購入。2008年にイタリアでフルレストを行ったとのこと。
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その後、当時のビニールの内装を手に入れ、張替えられている。内装も実にきれな状態。
クラッチも交換したばかりとのことで運転したフィールはすこぶるよい。
走行はわずか26500km。
幌も痛みが少なく、コンディションはかなりいい。

この車でディノスパイダーを見るのは3台目。2L モデルにはパネルがスチール製のものもあるが、個人的には絶対ウッドのものがいい。
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ダッシュボードの左右下にはこんな可愛らしい照明がつく。
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助手席の小物入れは引き出しタイプのものがつく。

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トランクは2.4Lのものはフェラーリのようにボディにオープナーがつくが、2Lのものはリヤパネルに鍵を差し込んで開けるタイプ。
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広いトランクの下にはスペアタイヤと工具が備わる。

ステアリングはアルファのスパイダーとまではいかないが、かなりゆるい感じ。モデナで試乗した2.4Lのものとは別物。ステアリングギヤボックスのがたなのかどうかは不明だが、308のギヤボックスに替えられれば是非とも交換してみたい。格段にハンドリングはよくなるはずだ。

エンジンはまさにDino のそのもので、レブリミットまで回した時のDino sound が直接耳にとびこんでくるのだからたまらない。
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唯一私が2.4Lのものよりも魅力を感じるのはセンターロックのスピンナーだ。

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この美しいバルケッタは残念ながら日本には4台ほどしか輸入されていない。
ドイツやイタリア、スイスなどのヨーロッパでは今年になってからの246Dinoの価格の高騰につられ、市場価格が上がってきてしまった。

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Fiat Dino spider は見れば見るほど魅せられていくという不思議な魅力がある。
このErfurt のスパイダーの魅力は何と言ってもこのモナコブルーのカラーリングだろう。
すぐにでも契約したい衝動を抑え、フランクフルト空港へ向かう。
距離にして約250km。
今回はこのErfurt の1台を見た後、もう2台のスパイダーをイタリアで見る予定だ。
今夜11時にはミラノのマルペンツア空港に到着。

明日はDino208gt4と308GTB、2台のFiat Dino spider を見た後、従姉妹の待つローマに向かう。

  by cavallino-cars | 2013-05-27 12:42 | Comments(0)

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