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Bisceglia からのGTBturbo

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本日、広告をみてGTBturbo が展示してあると思われたお客様が来店された。

車は今頃は海上を東京に向かって航行中の船の中だ。

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現地で撮影してきた写真をご覧いただいた。
その後、申し込み金を頂き、正式に契約いただきました。

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これでGTBturbo は3台とも入港前に日本での新しいオーナーが決まってしまった。
すでに1台は新しいオーナーの元で蜜月の日々を送り始めている。

先日もオーナーから週末が待ちどうしくてならないというメールをいただいた。
これから入港する2台も日本で新しいオーナーとたくさんの素晴らしい想い出をつくることだろう。
20年以上もイタリアを走り続けたこの2台も同じように日本の道を走り続けて欲しいと願う。

すぐにでもイタリアに渡り、新たに購入してきたいところだが、今のところこれと思えるものが1台もない。

今回入港する2台のGTBturbo はいずれも素晴らしいコンディションの固体だ。
今までの3台と同じような状態のものが売りにだされるのはいつになることだろう。

その時は迷わずすぐにイタリア行きの飛行機に乗ろうと思う。

  by cavallino-cars | 2012-11-28 16:28 | Comments(0)

Happy Holidays


先週、連休を利用して87歳の母とハワイに行ってきた。
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21日にはホテルには大きなクリスマスツリーがロビーに運ばれ、22日のサンクスギビングにはたくさんのファミリーが食事に集う。
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ハワイはThanks giving dayからはもうすっかりクリスマス気分でこれからひと月はクリスマス一色になる。

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前回一緒に来た時は母は82歳。まだまだ元気でアラモアナでは何時間も買い物に付き合わされた。
さすがに今回は2年前に大腿骨を骨折していることもあり、のんびりするのが目的。
何時間も歩くのは無理だろう。

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初めてホィールチェアを使用した。飛行機を降りると係の人が待っていてくれる。イミグレーションも待つことなく、実にスムーズ。航空会社のクルーと同じレーンを使わせてくれる。バスも一般の人とは別の車椅子専用車を使用。レンタカーのシャトルバスまで航空会社の人が車椅子を押してきてくれた。アメリカは老人やハンディキャップの人には実に寛容な国だ。

ホテルの通常のチェックインタイムは午後の3時。事前にメールしておいただけで午前10時にもかかわらず既に部屋は用意されている。
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少し休んでからアラモアナへ。
昼食後ニーマンマーカスで母が転倒し眉間と口の中を切ってしまう。立ち上がることさえできない。
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救急車で、3ブロックほど離れたStraub Clinic and Hospital へ。
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レントゲン、脳出血がないかなどの検査を受けた。

幸い、何も心配ないとの診断でホテルへ帰った。
翌日からは食欲ももどり、ほっとした。

ちなみに今回の治療費の内金は1720ドル。さらに追加分が30日以内に送られてくる。日本の健康保険の素晴らしさを実感。

海外に来ると日本のいい面も悪い面もよくわかる。今回はカードに自動付帯の保険ですべてカバーされるので心配ないが、保険に入っていなかったと思うと恐ろしい。

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短い期間だったが、普段一緒にいても気がつかないほどに老いている母を見て驚いた。いつまでも元気でいてくれると思っていた。
14年前に他界した父の写真を持ってきて、部屋のテーブルにそっと置く母をみて大切にしなければと思う。人生はあっという間だ。今しか出来ないこともたくさんある。

後悔しない人生を歩みたい。

  by cavallino-cars | 2012-11-27 23:01 | Comments(1)

trouble shooting

突然ギヤが5速に入ったまま抜けなくなってしまったという連絡がお客様よりあった。
力ずくで無理やりはずしてしまうのは更に状態を悪くする可能性があるので避けねばならない。

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まず考えられるのはクラッチのトラブルか、ミッションに繋がるチェンジシャフトのブッシュのガタだ。
今回はクラッチを踏んでエンジンを始動すれば問題なくアイドリングをするのでクラッチではない。

まずフェラーリ伝統のシフトゲートの前後のネジをドライバーではずしてみる。

シフトノブを左右に軽く動かしただけであれだけ硬かったレバーがすっとニュートラルに入るはず。
それでもだめな場合はミッションオイルが抜けてギヤが焼きついてしまっているという最悪のシナリオもある。20代の若かりし頃、ロータスエスプリを購入した週末にこれは経験済み。ミッションオイルがカラカラの状態で納車された時の話です。

今回はゲートをはずしてレバーを動かしたらすんなりとギヤが抜けた。

遠方で万一同じ症状になったらまずはこの方法で試してみることをお勧めします。
だましだましなら数10キロは走れるはずです。

修理内容はブッシュの交換とチェンジシャフトシールをついでに交換して1日で終了。
前兆としてはギヤをバックに入れても前進することがあったり、シフトレバーのエンジンよりからシャーという異音がすることなどがある。今回のように点検していても予測不能なこともある。

ご参考までに。

  by cavallino-cars | 2012-11-26 18:58 | Comments(0)

シートベルトのアンカー

何度かイタリアに行って何台ものGTBturbo を見てきた。
必ず見る場所の一つにリヤクオーターウインドウの内側がある。窓を開けて走ると最も汚れがたまりやすい場所だ。

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そこにつくシートベルトのアンカーは通常メッキのリングに黒のプラスティック製のカバーがつく。写真はBisceglia で今回購入した88yのFerrari GTBturboのもの。

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ところが先日Livorno でみた89yのものはご覧のようにラバー製。これもコストダウンの至上命令でやむなく変えられたにちがいない。メーカーとデザイナーのやりとりが聞こえてきそうです。89yでもメッキタイプがついているものもあるのでこの固体だけなのかもしれません。

348や355のドアノブのように将来べたべたしてきそうな素材なので心配。
今回は購入をみあわせたので支障はないのですが、参考までに。

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これは83yの308GTB QVのもの。
やはりメッキのものの方がかっこいい。

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こちらはサンレモでみた89y前期のGTBturbo。上につくはずのカバーがとれてありません。

こちらはブレシアにある87y のGTB。
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バックパネルには本来つくはずのGTBのステッカーではなく、キャブの時代のものがついておりました。

オリジナルはこちら。上の青の小さなFIAのシールはノンオリジナル。
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このGTBのステッカーは現在欠品中で手に入れるのは難しい。
一台一台異なり、いいところも、変な所もあるのがクラシックの楽しいところ。
けれどもステッカーなどはオリジナルにこだわりたい。
ここだけは譲れないというところもある。

  by cavallino-cars | 2012-11-19 20:14 | Comments(2)

Ferraris should reach us at the time for Christmas!!

先週5台のV8 フェラーリが英国のSouthampton 港でコンテナに積み込まれ、船に載せられた。

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Napoli からの88y GTBturbo、
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Lucca の76y 308GTB fiberglass
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Torino からは76y 308GTB fiberglass、
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そして英国からの79y Dino308gt4
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と同じく英国のKent からの75y Dino208gt4 の5台だ。

どれもが数10年もの間ヨーロッパのオーナーに大切にされてきた素晴らしい車ばかりだ。
それらがあとひと月で極東の小さな島国にやってくるのだ。
すでに3台は日本での新しいオーナーがほぼ決まっている。

1度に5台もの宝石のような車が入港するのは初めてのこと。
2012年12月は記念すべき月になることだろう。

今からコンテナの扉を開ける日が待ち遠しい。

  by cavallino-cars | 2012-11-16 17:59 | Comments(0)

1539km

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1539kmは今回の出張のイタリヤ2日間の総走行距離。今回のイタリアでの足はFiat 500。
前回はディーゼルのFiat 500 だったが今回は無鉛ガソリン車。
ディーゼルの時は気になったシフトレバーボックスが右足にあたった違和感もなく、快適だった。

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無鉛ハイオクの価格は日本円で1little 176円と少々高い。
1539kmの平均燃費はなんと14.7km。

Fiat 500 はまさにイタリア庶民の足車だ。
但し一人のスーツケースでさえリヤシートを倒さないと納まらないほどラゲージスペースは小さい。
次回はやはりジュリエッタがいいかな。

今回もHertz にお世話になりました。日本のETC のようなtellepassという機械をレンタル。これをダッシュにおいておくだけで、ETCレーンならぬtellpass レーンを走行できるのでいちいち支払いの手間がなくて大変便利なのです。

但しミラノで借りてローマで返すような場合にはドロップオフチャージが100€とられてしまう。
一回一回、海外で小銭やクレジットカードで料金を清算する手間を考えるとそれでも安いような気もします。
ちなみに今回の通行料のトータルは80€。

日本に比べ、ガソリン代は高いが高速料金は安い。
ちなみに英国は高速はすべて無料。もうすぐ日本も選挙が始まりそうですが、どちらがいいのでしょうかね。

  by cavallino-cars | 2012-11-14 17:02 | Comments(0)

Bisceglia のGTBturbo

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Roma を出発したのは朝の6時。まだ真っ暗だ。88yのGTBターボのあるBisceglia は400kmほど南にある。4時間はかかるだろう。

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北ともずいぶんと景色も異なる。まっすぐに伸びた道はアメリカ本土のようだ。4時間もかけて来て期待はずれのこともある。
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まぁそれはそれで仕方ないが、帰りのドライブの気持ちはこれから見ることになるGTBによって大きく変わるに違いない。

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10時半に無事到着し、ご自宅のガレージに案内された。
電動のゲートを開けていただき、中に入るとGTBはすでにガレージからだされていた。

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その車の美しさはまるでこの自宅のようで大切にされてきたのがよくわかる。
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1オーナーのこの車は24年間もここに住み続けてきた。ステップには新車の時から付いている白い蹴りこみ防止のビニールテープもついている。

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こちらが4世代にわたり住み続けてこられたご自宅だ。数百年前に立てられたこのお屋敷の2階の屋根はフレスコ画が描かれている。

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右の裏には大きな庭が広がる。
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フェラーリ前方の別棟の1階は礼拝堂になっている。クリスマスや感謝祭にはここで家族でお祈りをするのだろう。

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こちらは正面ゲート。あまりの素晴らしいご自宅に感激してしまう。
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もちろん目的のGTBはこのご自宅にも劣らない素晴らしいコンディションだ。
昨年にはカムベルトやフュエルポンプなどもバリにあるフェラーリディーラーで交換済み。

400キロのロングドライブは無駄にはならなかったばかりか、こんな素晴らしいオーナーと車に出会うことが出来た。

Viva Italia!!

  by cavallino-cars | 2012-11-13 16:09 | Comments(0)

89y GTB turbo

Livorno の街に着いたのは午後の2時。
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目的のフェラーリは屋根付のガレージにボディカバーをかけられていた。

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この89yのGTB の魅力は最終型で、ABS も装備され、何と言ってもメーカー公認の認定書であるフェラーリクラシケを取得していることだ。

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42000kmを走破しているがインテリアはしっとりとしていて新車のような美しさだ。

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2011年12月のクラシケ取得前にクラッチ交換、タイミングベルト交換を含むフル整備を行っている。そのせいかクラッチは軽くドライブフィールは新車のようだ。

新しいタイヤもそれに大きく貢献している。
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リヤは0612、つまり2012年6週目、2月生産。
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フロントは1111、2011年11週、2011年3月生産されたものに交換されている。

残念なのはフロントガラスが交換されていることだ。交換されたものには車台番号の打刻がない。飛び石などで破損するケースがあるので仕方がないことだ。

問題はウインドウモール。
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本来はこの写真のように斜めにカットして取り付ける。ウインドウの右下の黒いモールにご注目!

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しかし、この車はまっすぐに切られて埋め込まれてしまっている。細かいところだが、気になってしかたない。
自分がオーナーになったらまずここを直すだろう。

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クラシケの申請費は日本では35万円、イタリアでも23万ほどする。申請前のメンテナンス費用をいれれば50万円ほどはかかったにちがいない。

それだけにこのウインドウモールの処理は残念。
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他にも飛び石の傷がNACAダクトにあるので悩んだ末に今回は購入を見合わせた。こだわりすぎですかね。
明日見る予定の88yのもう一台のターボに期待することにした。

これから300kmほど離れたローマに向かう。
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従姉妹の待つローマに着いた頃にはすかっり日が暮れていた。

  by cavallino-cars | 2012-11-13 15:25 | Comments(4)

Auto Grill

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Limbiate から360kmほど南のLivorno に向かう。
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目的は89yのGTBturbo だ。

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途中高速のサービスエリアに何度か立ち寄り、美味し
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カフェをいただきながらの360kmだ。上の写真はサービスエリアの入り口。黄色くぼんやり見えるのがガソリンスタンド。

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簡単なカウンターしかない所から、写真のようなテーブルつきのカフェテリアのような大きな所もある。
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パスタはその場で茹でてくれるし、サラダもトマトや小さなモッツァレラチーズ、ポッコンチーニののったニース風サラダ、ミラノ風カツレツやもちろんピッツァもある。

こんなおしゃれなサービスエリアなのにトイレに便座がないところがほとんど。
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初めて見た時は故障してるのではと思ったがすべての便器に便座がついていない。
男子はあまり使わないが女子はないと困るはず。

こちらに住む従姉妹に聞いたところ、女子も同じで便座はなく、坐らずに用をたすとのこと。
イタリアではサービスエリアのトイレの便座は汚いイメージがある。決しておしりはつけないようで、このように最初からついていないという話。

足腰の弱い老人や太目の方にはかなりきびしい格好をしなければならないが、イタリア人には普通のようです。
自信のない方は使い捨てのクリーニング用のティッシュをもってきれいに拭いてから坐るしかない。

あわてていつものように坐ってしまうと便器にドボンとなりかねないのでご注意を!!

  by cavallino-cars | 2012-11-13 14:27 | Comments(0)

83y Ferrari 308GTB QV

7日の午後9時にミラノリナーテ空港に到着。リニューアルされたHertz のオフィスは12時まで営業している。そこで車を借り、ホテルへ向かい、そのままチェックイン。
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翌朝、ミラノから1時間ほどのLimbiate のカロッツエリアに向かう。
天気は昨日のアムステルダムとうってかわって快晴。


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外装はビアンコ。内装のボルドーとのコンビネーションが美しい。
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特に内装のコンディションは29年の歳月を感じさせないほど本当に素晴らしい。
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写真は実際より美しくみえてしまうが、この車に関してはむしろ実車の方が美しく思えるほどだ。ボディもマテックスに持ち込めば、新車のような輝きをとりもどすだろう。

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内外装を点検した後、メカニックがガレージから外にだし、試乗。前日の208GTBの北米仕様のような遅さが体に残っている。

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アクセルを全開にするとそれまで持っていた不安はあっという間に吹き飛んだ。
アクセルコントロールによるノーズの応答性のよさ、クイックなステアリング、これこそフェラーリと呼ぶに相応しい。キャブに比べその加速の鋭さや高回転でのエンジンの伸びが若干落ちはするものの、ドライブフィールはまさにフェラーリそのものだ。

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3速でスライドさせながらコーナーを抜けていく感覚はいつ運転してもドライバーをわくわくさせる。
一般道で路面があれているのと、タイヤが古いせいもあり、グリップが多少低いがそれでもフェラーリを運転する感覚は特別で、ペースが徐々に上がってしまう。

ロックさせないくらいのフルブレーキングでもハンドルがどちらかにとられることもない。
オーナーはフォーミュラーにも乗るほどの腕前で整備もしっかりしていることがわかる。


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このQV はASI(イタリヤクラシックカー協会)のゴールドプレートも取得済み。
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マフラーはオリジナルが装着される。
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フロントウインドウもタイヤ空気圧を示すステッカーが貼られている新車の時のままだ。

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2006年にはビッグメンテナンスを実施済み。日本到着後にはカムベルト交換を含む整備を行う。
来春には日本の道を走ることになる。入港は年末の予定。

  by cavallino-cars | 2012-11-12 18:42 | Comments(2)

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