308の魅力



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若い頃はカウンタックやテスタロッサで表参道や青山に行くのも嫌いではなかったが、今はまったく興味がなくなってしまった。


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レースを始めてからは街なかにスポーツカーで行くことはなくなり、
首都高速やワインディングを走ることに歓びを感じるようになる。

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4速でまわるような高速コーナーをハイスピードで進入する。アンダーステアがでて、外にふくらもうとする車をアクセルを軽く戻してノーズをインに向けてクリアする。


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その時のフェラーリ製V8エンジンのサウンドの気持ちよさ、ハンドリング、そしてそのバランスの良さを感じながら、思わず叫びたくなったことが何度あっただろう。


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76年から80年までに作られた308GTB, GTS そしてDino308gt4と208gt4に乗るたびにあー、この車を一生もっていたいという気持ちになる。

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今の488やマクラーレンなどはレーシングカーの速さとスタビリティを備えもつ。運転して感じることはおそろしく速いのと電子制御による足回りのコントロール性の素晴らしさ。

70年代のフェラーリのようにコーナーをアクセルコントロールで回ろうなどとはけっして思わない。

あまりに高性能なために一般道はもちろん、高速道路でさえそのスピードをもてあます。

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355から360、430、458そして488と進化しているモダンフェラーリも悪くはないが、どれもずっと所有する気にはなれないのだ。

ドライビングの楽しさや速さは確実に進化しているが、308 のもつ5感に訴えるような美しさや音、臭いなどは感じられない。

最新のフェラーリの排気音はスポーツカーならではのボリュームでドライバーを刺激はするが、あのフェラーリミュージックとよばれるキャブ独特な甘美な音質とはほどとうい。

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近代フェラーリは異次元の速さを誰でも体験することを可能にしたが、308のような官能的なサウンドやドライビングプレジャはない。

7年前に初めてスコットランドで譲り受けたgt4 に乗って以来、いまだに308のコックピットに座ってエンジンをかけるたびにわくわくする。

ワインディングをとばした後に3000回転くらいでクルーズするとコックピットはキーンという独特のサウンドで満たされる。


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軽く回るエンジン、トップエンドの鳥肌がたつような素晴らしいサウンド、細い革まきのステアリングから伝わってくる路面をグリップするタイヤの感触、アクセルの微妙な開き方にリニアに反応するエンジンとサスペンション。

そしてエレガントなデザインと手作りだけのものがかもし出す内装の独特の素晴らしさ。

これこそが私の熱愛するフェラーリそのものなのです。



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ニキラウダや

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ジルビルヌーブ

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そしてシェクターやカルロスロイテマンがいたフェラーリ全盛期に彼らが乗っていた車のステアリングを握る歓びと興奮。

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一人でも多くの方にこの素晴らしさをわかっていただきたい。
(上の2枚の写真は当時のフィオラノサーキット)

  by cavallino-cars | 2017-04-11 21:34 | Comments(0)

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