10年以上モナコにお住まいの英国人が所有していた黄色の208gt4を昨年ご紹介したが、予約されていた方の都合で契約がキャンセルとなった。
本人の希望でフロントの跳ね馬のバッジやホーンボタンのプランシングホースもすべてDinoに交換。
208だけにつく195/70/14のタイヤも英国から取り寄せ済みだ。
ニュータイヤを装着しての納車となる。
ホィールキャップにももちろんDino のエンブレムがつく。
このエンブレムはプラスティック製のオリジナル。今では金属製のものしか手に入らないので大変貴重なもの。オーナーがモナコから英国に戻られた時に車も英国に運ばれた。
2011年10月には英国のKent にあるFerrari special shop にて5、987ポンド、日本円にして約84万円のフル整備を行っている。その明細書もすべて揃っているのでこれから日本でオーナーになろうとする人にとっては安心この上ない。
本来208のフロントフェースはこの写真のようにドライビングライトはつかない。
しかし、このgt4は左右にスポットライトがつく308のものに交換されている。
オリジナルにこだわる方にはむかないが、こちらの方がよりスポーティな雰囲気になるので個人的には気に入っている。
モナコの街を走っていたこのgt4のステアリングを握ると、ラスカスやミラボーなどのコーナーを懐かしく思い出す。あの場所にあったというだけで特別な感情がわいてくる。
これは2002年にLotusで参加した時のローズヘアピンでの予選での1ショット。
このgt4のコックピットからはモナコのGPコースはどう見えたのか、考えるだけで楽しくなる。
ご興味ある方はショールームに展示中ですのでお気軽にご来店下さい。